沖縄

【石垣島から日帰り】小浜島・竹富島を1日で巡る女ひとり旅

小浜島・竹富島1日観光

なんとなくMerry Christmas!な雰囲気から離れたい気分でやってきた石垣島。

大好きな朝ドラ「ちゅらさん」のロケ地へ行ってみたい!という長年の思いも叶えるべく、小浜島と竹富島を日帰りで訪れました。

ですが、思い描いていた旅行とは違うものになりました…。

今回は2023年12月に八重山諸島を一人で旅行した2日目、小浜島・竹富島を訪れた日の様子をお伝えします。

冬の八重山諸島の実態がわかります。

<旅行時期:2023年12月>

 

旅行全体の行程はこちら

石垣小浜竹富島2泊3日
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早朝から人気のB級グルメ「オニササ」を求めて知念商店へ

陽が昇り始める頃の6時半過ぎ。

石垣島のB級グルメ「オニササ」を求め、ホテルから歩いて発祥のお店知念商店へ向かいます。

裏路地のようなところは街灯がないため薄暗く、人通りもないため少し怖かった…。

陽が昇る前は遠回りでも大通り沿いを歩くことをおすすめします。

20分ちょっと歩いて目的地知念商店に到着。開店直後でしたが、すでに複数人のお客さんが!知念商店外観

少し店内を覗いてみます。

お惣菜や日用品が揃っていました。沖縄そばも!沖縄そば

お目当てのオニササを購入します。

オニササとはおにぎりにささみのフライをビニール袋の中で合わせ、ソースをかけて食べるものです。

ビニール袋を手にショーケースから好きな揚げ物を取ります

ササミのフライ以外にもたくさんの揚げ物がありました。揚げ物ショーケース

ささみのフライ

次におにぎりコーナーからおにぎりを選びます。おにぎり種類も豊富です(ふりかけの味が違います)。おにぎりのショーケース

最後にソースをかけて完成。ソースバイキング

レジにオニササが入ったビニール袋を持っていきお会計です。

お店を出る頃には続々とお客さんが訪れていたので、考えながら選びたい方は開店時間をめがけて向かわれると良いと思います。

ホテルのお部屋でいただきます。オニササとゲンキクール

想像通りのお味でしたが、美味しかったです!しっかりお腹にたまります

コンビニで買った石垣島のソウルドリンク(?)「ゲンキクール」という乳酸菌飲料も美味しかったです。パッケージもかわいい♡

 

フェリーで小浜島&竹富島へ

2日目は離島巡りです。ホテルからフェリーの発着所であるユーグレナ石垣港離島ターミナルまで歩いて向かいます。

フェリーターミナル

ターミナル内には売店が複数あり、オニササやお弁当もありました。フェリーターミナルのお弁当

フェリーターミナル内オニササ

クリスマスだったのでサンタさんの海苔巻きも!サンタさんお寿司

 

フェリーの出発時間まで少し時間があったのでマリヤシェイクで泡盛シェイクを購入(500円)。マリヤシェイク泡盛シェイクプレーン味のシェイクに泡盛を入れているようです。

泡盛の量はリクエスト可能で、少なめでお願いしました。

少なめでもしっかり泡盛の香りを感じました!シェイクと泡盛の組み合わせは意外でしたが美味しかったです!

(2023年12月旅行時のお話しです。この後自転車に乗ります。旅行当時、自転車の飲酒運転に関する罰則規定はありませんでした。2024年11月より自転車の飲酒運転も罰則化されています。レンタサイクルを予定されている方は戻ってきてから飲みましょう。)

9時10分、フェリーに乗船します。小浜島行フェリー

事前にネットで予約していたため、乗務員さんにQRコードを読み取ってもらい乗り込みます。

このQRコード読み取り、乗務員さんは少し手間そうでした。

事前予約は便を確保でき、チケット窓口に並ぶ必要もないため便利です。

閑散期の12月は窓口もガラガラだったため、事前予約でなくてよいと思います。乗務員さんの手間も省けますし。

40分程船に揺られ、今回の旅行の1番の目的地小浜島へ到着(フェリー1,350円)。

 

レンタサイクルで巡る小浜島~ちゅらさんロケ地巡り~

小浜島ターミナル

いきなりキャラクターがぼやけながら映り込んでいますが、朝ドラ「ちゅらさん」で出てくるゴーヤーマンです。

小学生の時に沖縄旅行で買ったボールペンを大事に保管し「いつか小浜島に行くんだ!」と思っていました。

20年以上経ってようやく夢が叶いました…!上陸しただけで感涙。

小浜島ターミナルではホテル「はいむるぶし」やゴルフ場のお迎えが来ていました。

そんななか私だけ歩いてレンタサイクルのお店へ向かいます。

ターミナルからすぐの「小浜島総合案内所」へ。

小浜総合案内所事前に電話で予約していたので名前を伝え、現金でお支払い(電動自転車3時間1,650円)。

お姉さんがお手製の地図をもとに効率的な周り方を説明してくださります。

ちゅらさん好きのポイントを抑えた説明がありがたかったです!

お手製の地図は自転車の前かごにクリップで留めてもらいました。画期的で便利!

 

雨風吹き荒れる中レンタサイクルで小浜島を周る

教えていただいたルートの通りに自転車を走らせます。

アップダウンがあるので電動自転車でよかった。ケチらず電動自転車にしましょう。

自転車をとめるときは鍵をかけなくてOK!むしろかけないでください、と注意がありました。自転車を盗んでも小さい島だからすぐにバレる、鍵をなくしたほうが面倒、とのこと笑

自転車を置いて約100段の階段を上ります。山登りのような雰囲気です。大岳

ちゅらさんの碑がある西大岳展望台からの眺め。ちゅらさんの碑

曇り空でもわかるほど海がとっても綺麗でした。

晴天だったら西表島、由布島も見ることが出来もっときれいだと思います。

この辺りから雨が強くなってきました。

持ってきていた薄手のウィンドブレーカーを着て自転車旅再開。

途中牛を近くで見ることができました。うし

コーキ原ガジュマル群落ガジュマル

コーキ原のガジュマル群落は町指定天然記念物に指定されています。推定樹齢約300年だそう。 なんとなく訪れてみましたが神秘的な空間でお気に入りの場所になりました。

マングローブも初めてみました。マングローブ

そして念願のちゅらさんロケ地、恵里と文也くんがお別れする桟橋がある細崎(くばざき)海岸。お別れの桟橋

「ふみやくーん!えりー!いつか大人になったら結婚しよーねー!」のところです。実際走りながら再現してみたかったのですが、雨が強まり諦めました。(ひとりでそんなことしていたら相当やばい人だったから、雨強まってよかったのかもw)

少し雨宿りをし、少しだけ弱まったところで自転車旅再開。

今度は風が強くなり寒いです。笑えないくらい寒いです。

防寒着を持ってこなかったことを悔やみました

 

次の目的地はシュガーロードというサトウキビに囲まれた綺麗な通り。

素敵な写真を取りたかったのですが、自転車を止めてもカメラもスマホも出せないほどの強風。

煽られながら自転車を漕ぎます。他の観光客の方も必死にハンドルを握られていました。

(15人程度サイクリングしている方を見かけました。恐らくはいむるぶしに宿泊されている方。皆さん日程が限られているので雨でも自転車に乗られていたと思われます。)

そんな中近くにかわいらしいヤギが。ここは踏ん張って写真を撮りました。シュガーロード脇のやぎ

念願のこはぐら荘は外から眺めるだけ

強風と身体の冷えで余裕がなくなる中、必死に自転車を漕ぎ念願のこはぐら荘です。

ちゅらさんのメイン家族のお家です。私有地であるため中に入ることはできません。外からの見学。

こはぐら荘

こはぐら荘近くの壁ゆっくり周辺を散策してみたかったのですが、寒すぎるため当初の予定より早く港に戻ることにします。一応主要スポットは見ることが出来たので良しということで…。

最後の下り坂が綺麗でした。最後の下り

自転車を返却した際にお姉さんに聞いたところ、12月の小浜島は風が強く寒いとのこと。この日だけではないみたいです。

 

ランチは島そば

フェリーターミナルの目の前にある食堂「島夢人」でランチを取ることにします。すぐに入ることが出来ました。島夢人

島そば・白身魚フライ・白米のセット(1,000円)を注文。

少しお高いと思いましたが、提供されて納得。ボリュームたっぷりです。島そば白身魚フライ

島そばはお出汁が効いており、冷え切った身体にしみる…!おいしかったです。

食べ終わってもまだフェリーの乗船時間まで余裕があったのでお散歩。

コンテナに「メリークリスマス!」と書かれたサンタさんの絵が貼ってありました。

遊び心があってかわいい!遊び心のあるコンテナ

海が綺麗です。小浜島の海

フェリー乗り場には売店がありました。小浜島周辺で取れたもずくをお土産に購入

帰宅後食べたところとってもおいしかったです。(写真撮り忘れました…)

14時40分ようやくフェリーに乗り、竹富島へ向かいます。竹富島へ向かうフェリー

 

土砂降りの竹富島での観光はしんどい

小浜島から竹富島までは30分程度でした。フェリーの中からもよくわかるほど雨風が強く、竹富島へ行かなくてもよいのでは…と考え始めます。

せっかく来たのだから少しは見ていこうと気持ちを決め、観光することに。

しかし予約している石垣島まで帰る便まで時間を持て余すに違いないと思い、早い便へ変更できないか窓口で聞いてみました。閑散期だからなのか快諾いただき、乗船時にその旨を伝えればよいとのこと。予定より早く帰ること決定です。

大雨の中、駆け足で竹富島を観光します。フェリー乗り場から竹富島の集落は少し離れています

竹富島入口

かわいいシーサーがいたり、綺麗なお花が咲いていたり…小浜島より賑やかで観光地感がありますシーサーブーゲンビリアハイビスカス綺麗なお花

しかし雨の影響か、閑散期だからかお店はほぼすべて閉まっていました。ぬかるんでいる道を必死に歩いて行きたいお店まで頑張って行ってみましたが、クローズ。

12月は人が少なくて良い反面、天候に恵まれないと出来ることが限られると思いました。

少しだけ街並み散策。小学校と中学校の校門。

小学校と中学校

赤瓦屋根のお家。白が多めで素敵です!竹富島の街並み

有名な水牛車観光もこの日は中止になっていました。

急いでフェリーターミナルへ戻り当初より早い便で石垣島へ(760円)。

波が非常に高く、大スプラッシュをしながら戻りました。船酔いする人は酔い止め薬の服用必須です。

 

ありがたすぎるバスタブのあるベッセルホテル

身体の芯から冷え切っていたため、ホテル(ベッセルホテル石垣島)にチェックイン後すぐにお部屋のバスタブにお湯を張りで身体を温めました。バスタブがあって本当によかった…!!ベッセルホテル石垣島

夜ご飯を食べに目的のお店に向かいました。

が、開いておらず…定休日でもないんだけどな…

雨風で体力を消耗し他のお店を探す気力もなかったので、近くのお魚屋さんとコンビニでご飯を調達。お魚屋さん

お部屋で晩酌をすることに。2日目晩酌

お昼に続きお魚の揚げ物ですが美味しかったです。ねぎとろも美味しかった!

フェリー乗船券の購入は注意を!

石垣島から離島へは「八重山観光」と「安栄観光」の2社が船を出しています。どちらも金額は変わりません。都合のいい時間の便を選びましょう。私は「安栄観光」を利用しました。

石垣島-小浜島のフェリーは往復券がありますが、途中竹富島に寄る場合この往復券は使えないとのことです。そのため「石垣島→小浜島」「小浜島→竹富島」「竹富島→石垣島」各便で予約・発券しました。

冬の離島は防寒着とレインコートを持って観光を

「沖縄だからあったかいでしょ!」と思っていたら大間違い。寒かったです

現地の方の中には薄手のダウンを着ている方もいました。少し荷物になっても、必ず防寒着を持っていきましょう

小浜島は集落も小さく、自然が多いです。観光地感は全くありません。沖縄の離島の生活を覗くことが出来ます。寒くなければもっとゆっくりしたかったです。

竹富島はお花が多く可愛らしい雰囲気でした。ほんの一部しか見ることが出来ませんでしたが、立ち寄ってよかったです。

じっくりゆっくり巡りたい、竹富島を隅々まで巡りたい場合は1日では厳しいと思います。

小浜島メイン+竹富島の主要スポットのみであれば1日で石垣島へ戻ることが出来ます!是非訪れてみてはいかがでしょうか。