チェンマイは聞いたことがあるけど、チェンライってどこ?と思われたかたも多いのではないでしょうか。チェンライはバンコクから飛行機で約1時間20分程度のタイ最北の都市です。
バンコクのような都会的な景色はなく、のんびりとした空気が流れています。
綺麗な寺院も多く、たくさんの「映え」スポットがあり女子旅にぴったり!にもかかわらず日本人には知られていないのか滞在中日本人に出会うことがなかったほどの穴場?!都市。
そんなチェンライ市内の主要スポットを半日で巡ったコースを紹介します。
この記事はバンコク以外のタイを見てみたい!日本人にはあまり知られていないところへ行ってみたい!という方におすすめです。
チェンライへのアクセス
バンコクからチェンライへは飛行機かバスで行くことが出来ます。バスはお安いですが、10時間近くかかるので、飛行機がおすすめ。スワンナプーム国際空港、ドンムアン空港どちらからも1時間20分程度で向かうことが出来ます。タイ国際空港やLCC各社が飛ばしているので、都合の良い時間帯・空港から便を選ぶと良いでしょう。
私たちは前日夜にスワンナプーム国際空港に到着し、空港近くのホテルに宿泊していたため、スワンナプーム6時30分発タイ・ベトジェットエアーを利用しました。
タイの空港では手荷物検査が2回あります。液体の機内持ち込みにも制限があります。国内線であっても早めに空港へ行きましょう。1時間半前に空港についておくとベター。
定刻通りに出発し8時頃メーファルアンチェンライ国際空港に到着。ゲートを抜けると音楽の演奏で出迎えてもらえました!国際空港ではあるもののこじんまりとした地方空港で、早朝両替所も含めお店は開いていませんでした。LCCではあるものの、利用日間近で航空券を手配したため、往復で18,560円かかりました。(通常はスワンナプーム発着13,000円前後、ドンムアン発着8,000円前後)
①地元の食堂 ポーチャイ (Pho chai)で名物カオソーイ
タイ北部の名物「カオソーイ」の有名店、ポーチャイへ向かいます。
空港から配車アプリgrabを利用し15分ほどで到着しました。Grabの台数が少なかったからか、料金はお高め191THBでした。ローカル感満載、地元の食堂です。
自ら空いている席に座っていいか確認します。
オーダーを取りにきてくれることもないので、声をかけます。カオソーイは鶏肉、海老、魚の3種類。
初めてのカオソーイなのでオーソドックスな鶏肉を注文しました。数分で提供されました。ベースの白いスープはココナッツミルク、赤く見えるものはレッドカレーのペーストのようです。カレーの辛さがありつつココナッツミルクでマイルドになり、とても食べやすく美味しいです!また上に乗っている揚げ麺との相性も良かったです。
これでたったの40THB!円安とは言え約180円!コスパがとても良いです。
お店の方に愛想は一切ないですが、地元の方にも同じ対応をされていたので怒っている訳ではなさそうです。
②おしゃれでかわいいカフェ♥KALAE Café
カオソーイ1つを2人でシェアした後、お隣のおしゃれなカフェへ行きました。
こちらは欧米人ばかり。観光客向けです。事前に調べて気になっていたサーモンを乗せたトーストとフレンチトーストをスマホからオーダー。混んでいたこともあってか提供までに10分以上かかりました。サーモンのトーストは思っていた以上にお野菜が多く、食べ応えあり!フレンチトーストもフルーツがたくさんで食べ応えがありました。
ですが、チェンライに来てまでわざわざ食べることはないかな…トーストに加えコーヒー2つで497THB(約2,236円)割高感は否めません。ただ「映え」にはぴったりなカフェです!
③象がたくさんワット・ミン・ムアン
次の目的地までは歩いて向かいます。
チェンライ市内の見どころは歩いて回れるところも多いです。
カフェを出てすぐに時計台がありました。時計台から5分程度で白と金のお寺が見えました。
ワット・ミン・ムアンです。写真で見るよりとても美しいです。
中にも入ることができたまたまお経を聞くことが出来ました。
④ふくよかな大仏が目を引くワット・ムンムアン
ワット・ミン・ムアンから5分程で次の目的地ワット・ムンムアンにつきました。
市場の通りの途中右手に金のふくよかな大仏と建物があります。あまり見かけないタイプですね。かわいらしい大仏に見えました。
目の前の市場がローカル感満載で現地の生活風景を垣間見ることができます。
⑤バンコクで有名な寺院の元 ワット・プラ・ケオ
再び歩きます。市場を抜けると専門店通りがあります。
金庫屋さん、カーテン屋さん…日本では路面でこのような売り方はしていないので驚きました。
専門店を覗きながら歩くこと5分、ワット・プラ・ケオ(Wat Phra Kaew)につきました。バンコクにある有名な寺院ワット・プラ・ケオがありますが、そちらに祀られているエメラル仏は元々このチェンライにあったそうです。
そのため現在チェンライで祀られている仏はレプリカです。写真撮影もOK。(バンコクのワット・プラ・ケオでは撮影NG)バンコクのワット・プラ・ケオのような人混みはなく、木やお花が多く植えられのんびりとした空気が流れています。赤のようなピンクのような、可愛らしい色の建物が素敵です。
Grabに注意!!
次の目的地は距離があるため、Grabで向かいます。
このGrabで事件は発生します…。結果としてはこの先ずっとこのドライバーとチェンライを周ることになります。無事にチェンライを観光することはできましたが、怖すぎたので別記事にて紹介します。
⑥白い建築が美しい!ワット・ロンクン (ホワイト・テンプル)
ワット・プラ・ケオからGrabで20分、チェンライで一番写真映えするスポット行っても過言ではないワット・ロンクン(Wat Rong Khun)。チェンライ出身のアーティストが建築した寺院です。
白を基調としているため、ホワイト・テンプルとも呼ばれています。
美しい寺院だと思い向かったのですが、いきなり戦隊モノの悪役のようなモニュメントがありました。さらに木には人の顔やがい骨が…少し怖いです。拝観料100THBを支払い中へ。(タイ人と外国人で入場料が異なります)
水に白い建築物が映りとてもきれいです!たまたま人がいなかったのでラッキーでした。しかし近づいてみると…たくさんの手が伸びていたり、がい骨があったりと不気味な感じがします。
これは美しい天国の本堂へ向かう前の地獄を現わしているのだとか…
本堂は撮影禁止でしたが、抜けるとキラキラした世界が広がっていました。白い建物以外にも滝や金のお手洗い、不思議なモニュメント等があり見ごたえがありました。日本の「絵馬」のような願い事を書くこともできます(有料)。駐車場近くには飲食店・お土産屋さんが多く、見ているだけで楽しかったです。
トータルで1時間半程度滞在しました。
日陰が少ないので暑さ対策はマストです。
⑦どこを見ても青いお寺 ワット・ロンスアテン (ブルー・テンプル)
ワット・ロンクンからGrabで20分、青いお寺として知られるワット・ロンスアテン(Wat Rong Sua Ten)へ。こちらは拝観料無料。ワット・ロンクンの建築士の弟子が建築したそうです。本堂の中も青で統一されており、とても綺麗です。周りにはやはりがい骨が。小規模ではあるものの見ごたえがありました。30分程度の滞在でした。
⑧映えのために作られた?!ラリタカフェ
ドライバーに勧められたカフェ。Googleでの評価も良かったので行くことにしました。入口で入場料60THBを支払います。60THBはカフェでの支払いに充てることが出来るので実質無料。ジャングルのような道に色とりどりのお花植えてあったり、装飾がされていたりするため写真を撮る人が多かったです。
道を抜けると滝がありました。足元の石?がお花の形をしており可愛かったです。カフェでは飲み物からしっかりしたご飯までありました。
私たちはお安いサイダーのようなものだけ頼みました。「キュンですっ!!」とでも言いそうな大きなモニュメントの脇を通り、カフェを後にしました。観光客向けな映え映えスポット。
⑨お花がたくさんあるGarden of Reeds
今回行こうとしていたお花が綺麗なGarden of Reeds。ドライバーに行きたいと伝えたところ「そこは山の上だから遠い、帰りの飛行機に間に合わないぞ」と言われ、諦めました。嘘か本当かわからないのですが…
Googleマップでの口コミも良く、行ってみたかったです。ラリタカフェよりこっちに行きたかった…
ドタバタしながらも無事に空港へ、バンコクへ戻ります
かなり怪しいドライバーでしたが、無事に空港まで届けてくれました。
ワット・プラ・ケオから3か所周って800THB。割高にしか思えませんでしたが、お勉強料だと思い現金で支払いました。どっと疲れが出たため、1階のレストランで汁なしカオソーイ(40THB)を食べました。
朝食べたポーチャイのカオソーイよりマイルド。
食べるところはここしかないと思っていましたが、2階にフードコートがありました。こちらは種類が多そうでした。
帰りの飛行機は搭乗後すぐに爆睡、離陸も着陸も覚えていません…笑
チェンライは半日でもたっぷり楽しめる!!
チェンライの見どころはコンパクトにまとまっています。
歩いて回れるところも多いため、バンコクからの日帰り旅でも十分に楽しめました!
ナイトマーケットや少し離れたラオスとミャンマーとの国境付近などの見どころを周るには1泊必要だと思います。
新たなタイの魅力を感じることが出来たチェンライ。おすすめです!!